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荒々しい野生を感じることができる、タンザニア南部のルアハ国立公園

旅行時期:2011/08

kemur

kemurさん

5.0
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
4.0
景観:
5.0
人混みの少なさ:
5.0

タンザニア中南部に位置する、周辺保護区も合わせると
その広さ約20,000km2(現地情報)のとても広大な国立公園です。

ンゴロンゴロやセレンゲティ国立公園のような
有名な北部サーキットとは異なり、観光客が少なく(年間1万人弱とか)
「手つかずの自然」が残っている数少ない国立公園だそうです。

また景観が変化に富んでいます。ルアハの魅力は動物よりも
その景観を楽しめることにあると思いました。
リバーサイド、ブッシュ、草原、岩丘群、バオバブ、油ヤシ・・・
様々な景観を楽しむことができました。
最初はフォトサファリ(動物を観察・撮影する)を目的にしていましたが
写真撮影を忘れてしまうほど、大自然を五感で楽しむことができました。

観光客が少ないためか、動物が「人間慣れ」していないため、
特に草食動物にあまり接近できず(もちろん個体差はあります)、
写真撮影は難しいものの逆に手つかずのワイルドなサファリを
楽しめました。

観光客の少なさを例えるならば・・・
例えばケニアのマサイマラやタンザニアのセレンゲティ国立公園等
有名な場所では、1頭の雄ライオンが見つかると多いときには
20台ほどのサファリカーが集まってくることがありますが
ルアハはそんな心配がありません。多くても3~4台。
特にライオンは生息数も多く、接近しても逃げないので
ゆっくりじっくり観察できます。

草食動物では、キリン、ゾウ、インパラがうじゃうじゃいました。

たまに「リカオン(ワイルドドッグ)」が生息している、と
ガイド等の記述を目にしますが、2011年8月現在、リカオンは
ルアハから姿を消しているそうです(セルー動物保護区方面へ移動したそうです)。

東部アフリカ(ケニアやタンザニア)の動物相と
南部アフリカ(ザンビアやボツワナ)の動物相が重なる場所で
一度に両方の動物相を観察できる、数少ない国立公園なのです。


利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
2日以上

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