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覚えておきたい、親密なトルコと日本の関係

旅行時期:2011/09

5.0

トルコ人は日本が大好きといいます。
そのわけは・・・

1887年に和歌山県沖で台風に巻き込まれた
トルコ・エルトゥール号の遭難事件では、同船が座礁沈没するも、
地元住民が救援に駆けつけ、69名が救出されました。
また生存者には日本全国から多くの義捐金や弔慰金が寄せられたそうです。

この事件、
トルコではこの話が小学校の教科書に載っているくらい有名で、
「日本の恩は忘れない。」と国民誰もが感じているそうです。

一方、1985年3月17日、
イラン・イラク戦争中のイラクにおいてサダム・フセイン大統領が突如、
「48時間の猶予期限以降にイラン上空を飛ぶ航空機は無差別に攻撃する」
と宣言。
イラン国内に住む外国人は各国の軍や航空会社の飛行機で脱出します。
ところが日本のフラッグキャリアである日本航空は、
組合の反対により、1機も飛ばすこともなかった【情けない】。
政府は各国に救助を要請するも、自国民の救助で手一杯で断られます。
そんな中、当時の在イラン日本大使が
在イラントルコ大使に相談したところ、
自国民救援のため準備したトルコ航空機を手配。
優先的に搭乗することができ、
日本人215名全員が無事脱出することができました。
一方、搭乗できなかったトルコ国民は陸路(車)で脱出しました。

その後、1999年トルコ大地震では日本から救護活動や物資支援を、
先日の東日本大震災ではトルコより同様の支援を受けています。

また民族的(モンゴル高原に同じ起源を持つ)にも、
言語的(ウラル・アルタイ語族)にも似ている部分があり、
親しみを持っているそうです。

トルコに来て、日本語が話せる方が多かったのも、
こういった側面があったのですね。

両国の親密な関係、いつまでも続くといいですね!

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