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2012年1月にパリへ行った際、駅で80ユーロぼったくられてしまいました。
きっと奴(ぼったくった人)はまた獲物を狙って同じ事をしていると思うので、是非本文を参考にして、同じ目に遭わない様に役立てていただければと思います。
日曜日の早朝(8時過ぎ頃)に電車でベルサイユ宮殿を目指していました。
ベルサイユ宮殿へ行くにはRERのC線に乗らないといけないので、Invalidで地下鉄から乗り換えて、RERの駅に行きました。
ベルサイユまでの切符を持っていなかったので切符を買わないとと思っていたのですが、まだ窓口が空いておらず、券売機で買えるか確認していたところ、見知らぬおじさん(オッサン)がやってきて、「どこまで行くの?ベルサイユ?だったらこのボタンを押して・・・」と券売機を操作し始めました。
最初は何とまぁ親切な人だ事と思っていたのですが、画面に表示された金額を見てビックリ!
83ユーロ!?!!?
確か運賃は一人3ユーロもしないはず・・・
オッサンに「これ高くない?」と伝えるも、オッサンは「これは往復の電車代とベルサイユ宮殿のチケットも込みの値段だよ。現地チケットを買うともっと高いよ。」と言ってくる。
すかさずその場でガイドブックを見てチケット代を確認するも、やっぱり80ユーロなんてあり得ない!
あり得ないとは分かっているけど、このオッサンをどう追い払ったら良いのか分からず。
何せ日曜の早朝なので、駅には全然人がおらず、駅員さんもまだ来ない。他の人に助けを求めようにも求められない状況でした。(オッサンも駅員のいないこの時間帯を狙っていたのでしょう。)
そもそもパリの券売機ってお札を受け付けない(その券売機はクレジットかコインのみでした)ので、80ユーロの切符なんて買えないし、ってか買わないし・・・と思っていたところ、オッサンが自分のクレジットカードを出し、切符を購入!
何してるんだこの人は?と思っているとオッサンに切符を手渡され、「はいこれ切符ね、83ユーロ建替えたから現金で払ってね。」と手を出してきました。
えぇぇぇ???勝手に買ったのに、金払えってどういう事!?と思い、そもそもベルサイユ宮殿のチケットは?これ電車の切符だけじゃん?しかも切符も1枚だけ?往復じゃないじゃん!と訴えるも、オッサンは「これで1枚で入場できるから」と明らかに見え見えの嘘を付く。
「いやいやいや、何言ってんの、そんな訳ないじゃん。どうみても切符だよこれ。」と反論するも、オッサンも強気で「いやいやいや、俺もう払ったんだから、お金返してよ」と言ってくる始末。
それを聞いて、そういう手口から~、やられたなぁ~と思ってしまいました。
これ以上揉めると、力ずくでお財布ごと持って行かれそうな気がしたため、渋々80ユーロ支払いました。
友達曰く「80ユーロで済んだだけ良かったと思おう。」
確かにそうだけど・・・やっぱり悔しい!!!
結局ベルサイユ宮殿で再度入場チケットを購入し、帰りの電車切符も買い直すハメになりました。
帰りもまたInvalid駅を通りましたが、さすがにオッサンはもういませんでした。
人の少ない時間帯の駅では、スリ以外にもこういう悪党がいます。くれぐれもご注意を!
何か変だと思ったら、あれこれ考えず、その場を立ち去るのが一番だと思います。私もさっさと立ち去るべきだったと反省中。中途半端にフランス語が分かった(話せた)が為に被害にあってしまった気もしています。油断禁物です!!
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