- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 利便性:
- 4.5
メキシコのパレンケからグアテマラのフローレスへの陸&川での国境越えについてです。
私は前日13時頃、パレンケのKichan Bajlumというツアー会社(フアレス通りAv. Juarez沿い。中央公園向かって左の少し手前)で申し込みました。受付のお兄ちゃんは英語話せませんでしたが、単語のみでコミュニケーションとれました。ホテルピックアップからフローレスまで350ペソ。食事なし。
当日はちゃんと6時前にホテルへピックアップに来ました。自分を入れてツアー客11人の大所帯です。ドライバーとツアー会社の人が一人乗っています。満席なので窮屈ですが、清潔で冷房もちゃんと効いた快適なバンでした。
2時間くらい走ったところで朝食のレストランに寄ります。この時は自分以外は全員ヤシュチラン・ボナンパックへ行くツアー客だったので、朝食代込みのようですが、私の国境越えのみのツアーには食事代は入っていません。72ペソ払えば食べられますが、いわゆる観光客向けのバイキングのようですので、ありえない高さだと思います。出発前にホテルでしっかり食べておくことをおすすめします。
さらに2時間くらい走ったヤシュチランの入口で全員降ります。私だけ道路を歩いて少し戻ったところにある建物で出国手続きをします。非常にゆるーい審査です。出国税はかかりませんが、村の通行料として15ペソかかります。これは同行しているツアー会社の人が立て替えているので、彼に払いました。
バンを降りたところから3分くらい歩いたところに川があります。そこにトイレもありました。ここでメキシコ側のツアー会社の人とはお別れなので、一応チップを渡すとちょっとびっくりしていたので、あまり渡す人がいないのかもしれません。
土手を降りて(自分でスーツケースを運ぶ)ボートに乗ります。ボートはディズニーランドのジャングルクルーズより簡素な作りで、救命胴衣もないですし、川は思ったより幅が広く、流れも速く、渦巻いたりしてる濁流だったので、落ちたら絶対死ぬと思いました(天気が悪かったらありえないです)。でも風が気持ちよく快適でした。
船員2人に旅行者5人の計7人でした。普通の体格の人ならあと1,2人は乗れると思います。
40分くらいしてグアテマラ側に到着です。ボートを降りた途端、荷物運びの子供たちが寄ってきます(メキシコ側には一切いませんでした)。私はチップを払いたくないので自分で荷物を持っていきましたが、重いスーツケースを持って足元の悪い土手を登るのはちょっときつかったです。
待っていたドライバーにツーリストカードを渡され、小屋のようなところで書きます。ボールペンは用意されていないので、持っていると便利です(私が持っていた2本のボールペンを他のツーリストにも貸してあげました)。
エプロンにたくさんお金を抱えている両替の少女がいます。ドライバーからここの方が街中よりレートがいいと強く勧められ、50ドル分両替しましたが、思っていた通り、街中の銀行の方が少しレートがよかったです。ここではほんとに必要最低分だけ両替することをお勧めします。
ここから車に乗ります。違うボートで来たと思われるイタリア人ファミリー4人が加わりました。メキシコ側とはうってかわって、グアテマラで乗ったワンボックスはボロボロでした。冷房もなし。ちなみに、ここから2時間くらいは舗装されてないガタガタ道を走ります。さらに猛スピードを出すので、飛び上がるくらい揺れます(それでも私は爆睡してましたが・笑)。
ちょっと走ったところで入国手続きします。入国審査も簡単でした。
ガタガタ道が終わり、しばらく走ったところでガソリンスタンドへ寄りました。ミニコンビニみたいのがあるので、飲み物やお菓子などが買えます。トイレもありましたが、ものすごく汚いというので行きませんでした(紙もないそうです)。
途中、ツアー会社の人が乗り込んできて、ツアーの売込みを始めました。フローレスからティカルまでの送迎も言われましたが、結果的にフローレスのツアー会社で申し込んだほうが安く、ここで申し込まなくてよかったです。気を付けてください。
その後ショッピングセンターのようなところに寄り、そこの銀行でまた両替しました。誰かが銀行に寄ってくれとリクエストしたんだと思います(必ず寄るとは限りません)。
一緒に乗っていたうち、私と含め3人以外はティカルのホテルへ行くらしく、ここで降りて行きました(他の車がピックアップに来るんだと思います)。
フローレスのどこで降ろされるのか心配でしたが、ちゃんとホテルの前(正確には裏)まで行ってくれました。
パレンケを朝6時に出発し。フローレスのホテルに着いたのが16時頃でした(1時間の時差あり)。
自分が心配だったのは、この工程をスーツケースで行かれるのか、ということ。当然バッグパッカー向けだと思いますが、結論は、自分でスーツケースを持って土手を下りたり登ったりできるなら、問題ありません。
この国境越えは情報も少なく不安でしたが、大丈夫でした。飛行機で移動するとなると、乗り継ぎも面倒で、かなり時間がかかります。350ペソで効率的に移動でき、非常によかったです。
- 利用目的:
- 中・長遠距離
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