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9世紀から14世紀初頭まで栄えた都市アニの遺跡は、東トルコ観光の中でも特に興味深いポイントです。
アルメニアとの国境をまたいで広大な地域に広がる遺跡で、遺跡と雄大な自然とのコラボに心を打たれます。
そして教会の遺跡が多く、その内部に残っているフレスコ画が、傷みが酷いもの、比較的状態が良いものも、それぞれ美しいのも見所です。
広大な遺跡ですが、まだ発掘は行われていないので、地下には重層的に古い遺跡が眠っていると想像されます。
ゲート内には売店もトイレもありません。それはこの遺跡の雰囲気を保つ上でプラスになっています。しかし入場前にゲート外でトイレを済ませ、十分水を持って行くのが得策です。
ポイントを総て回り、丁寧に撮影をするとすれば最低半日必要と思います。聖母マリア修道院など、アルメニアとの国境になっている川沿いの崖近くの遺跡には、近づきにくいものもあります。
カルスの町からは車で1時間弱です。
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