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ドバイの繁栄は1970年代に始まりイラクのクウェート侵攻と2回の湾岸戦争でクウェートが中継貿易の地位を失って、その役割が完全にドバイに移り、今の繁栄があります。
忘れてならないのは、厳格なスンニー派イスラム教のサウジアラビアのお膝元であり、原理主義的なシーア派のイランの隣国であること。
それにドバイ人の半分以上がシーア派イスラム信者で、イラン系のドバイ人が多いことです。
サウジアラビアやイランの両方から見ればドバイは毎日がお祭りみたいなもので、行き過ぎた場合やどこかで歯車が狂ったりしたら、そのバランスが一気に崩れる危険性はあるでしょう。
特に道徳面での問題がそうです。
非道徳的な習慣が染み込めば、両大国からの圧力がかかるものと思われます。
最近はロシア系住民が増えており文化の違いから思わぬ事態が起こりかねない危険性がいつもあると言えます。
国際テロの標的にいつなってもおかしくはない、とワタクシは思っています。
そんなことが杞憂に終わればいいのですが。
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