- 4.0
ロンドン到着日の夕方、B&Bからユーストン駅に行く途中で中東系(とその時は見えた)の男性に英語でビクトリア駅の場所を聞かれました。
「知らない」と答えたのですが、その後も何かしら英語で話しかけてきました。
10M程ついてくるなあと思ったら、2人組の男性が「警察だ」と名乗り、バッジらしきものを提示。
ちらっと見た感じではもちろん文字などは読めず、ただロンドン市マークの模様だけ見えて、一瞬本物かと思いました。
彼ら曰はく、最初に話しかけてきた男がどうもドラッグか何かを持ち歩いていて悪者だ、のような感じで話すのですが、警察の制服を着ておらず、何となく怪しいのでそそくさとその場を離れました。
人通りも多いユーストン・ロードでのことです。
B&Bに戻りオーナーにそのことを話すと、ユーストン近辺だけでなく市内でもニセ警官が出没。(悪党役と警官役がグル)
東欧系のグループがアジア系の観光客を狙って、「紙幣にドラッグの粉が付いているかもしれない」などと言って、ポンドだけでなく出身地の紙幣も出させて、最初の道を聞いてきた悪役の男もグルになって、注意をそらせている間に紙幣を全部ではなく一部抜き取る、という手口で盗むそうです。
よく考えたら、最初に声をかけてきた男は地図は持っていましたが、バッグ類は何も持っていませんでした。
窃盗グループには女性もいるそうです。
ここユーストン駅は、ヨーロッパ本土につながるユーロスター発着のセント・パンクラス駅も近いのでそういう窃盗グループも入ってくるのでしょうか。
ただロンドン市内どこでもそういった事件は起きているとのことでしたので、皆さんくれぐれもご注意ください。
私もスリには警戒してましたが、ニセ警官は想定外でした。
いいね!:2票