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駐日ウズベキスタン大使館でのビザ取得時はウズベク時間が流れる

旅行時期:2014/08

菊花

菊花さん

3.0

★事前準備
ウズベキスタンビザ取得の為には、ウズベキスタン指定のサイトから申請書を作成する必要がある。
記入方法は駐日ウズベキスタン大使館が分かりやすく書いてくれているので心配ない。
唯一分かりにくいのが職業欄で、選択肢の中から選ぶのだが外交官、営利企業代表・自営業、宗教関係、研究者、アスリート等、細かく分類されているのに、会社員という項目がない。仕事でのウズベク入国ではないというニュアンスで「無職の主婦ほか」を選んだが、他の項目で未婚と回答して勤務先住所も書いているのに変だ。変だけど無職の主婦「ほか」に該当している、ってことにした。
http://www.uzf.or.jp/tour/

★ビザ申請
8月上旬の午前中、ビザ申請の為に港区にあるウズベキスタン大使館へ。
白金高輪駅で下車、高輪区民館の横をすりぬけ、旧高松宮邸(高輪皇族邸)を横目に歩いて行くと、道路の向こう側にスリランカ大使館(というかスリランカ国旗)が見える。スリランカ大使館のすぐ横の路地を入った所に、ウズベキスタン大使館がある。
ビザを扱っている領事館の門は一歩奥で、門をくぐり、縁側のガラス戸を開けて家屋内に入ると、左手に小さな受付があった。
申請用紙と写真、パスポートにパスポートのコピーを提出すると、係のお兄さんは書類の内容を軽くチェックしてくれる。
係員「携帯番号を教えてもらえますか」
私「090....」
係員「ビザは1週間後の◎日の夕方4時からお渡し出来ます。◎日以降であれば何日に来ていただいても大丈夫です。時間は4時から5時です」
私「よろしくお願いします」
と、いうわけで申請はあっさり終了して領事館を出た。あれ?ビザ引換券を貰ってないぞ?申請者が少ないから引換券が無くても大丈夫なのかな?

★ビザ受け取り(その1)
今日からビザを引き取りにきてくださいと指定されていたその日の午後3時頃、携帯電話にウズベキスタン大使館からの留守電が入った。
「ウズベキスタン大使館です。本国からまだビザ発給許可がおりていないので、ビザのお渡しは明日以降になります」
OH!...そうか、ビザ申請時に携帯番号を聞かれたのはこういう時の為だったのか。納得。

★ビザ受け取り(その2)
仕事の都合もあり、ビザを受け取りに行ったのは結局申請してから2週間近く後になった8月下旬。
職場を早退し(ビザ受け取りは午後4時~5時)、まずは銀行ATMでビザ代金を振り込んでから白金高輪駅に向かい、ミンミンゼミが盛大に鳴く旧高松宮邸横を抜けてウズベキスタン大使館へ。領事館に入ると、先日は閉まっていた正面の障子が開いていて、ウズベクの民族衣装や楽器などが飾られているのが見えた。
受付から中を覗いたが係の人がいない。「すみませ~ん。はろー?」何度か呼びかけていたら「ちょっと、ま、、、」と声があって、しばらくしてウズベキスタン人とおぼしき係員が来た。
ビザ代金を振り込んだ振込証を提出する。
私「ビザを受け取りにきました」
係員「なまえ?」
私「ヤマダです、山田菊花」
係員は受付下からパスポートの束をおもむろに取り出すと、「ヤマダ、ヤマダ」と言いながら1冊1冊名前を確認し出した。
おいおい!申請者名でパスポート分けてないのかよ!しかもパスポートたくさんあるじゃん。こりゃ大変だと思い「赤いパスポートです、レッドパスポート」と救いの手を差し伸べたつもりだが、係員は黙々と全てのパスポートを調べてゆく。
途中「ヤマダ?」と言ってみせてくれたパスポートは山中さんのだったり。とにかく、係員が私のパスポートを見つけてくれるのをのんびり待つしかない。50冊くらい調べただろうか、ようやく私のパスポートに辿り着いた。
係員「ヤマダ」(と言いつつ、パスポートの写真ページを見せる)
私「ああ、これです。ありがとうございます」
係員「(無言)」

まだ、ウズベキスタンを旅したわけではない。だが、これがウズベキスタン流であり、ウズベク時間の流れ方なんだろうと言うことが分かった。
ビザ申請にもお国柄が出るのだ。

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