アルジェリア のクチコミ一覧

アルジェリア、平穏な観光はまだまだ無理、覚悟と暢気さが必要。

旅行時期:2015/02

風神

風神さん

1.5

2015年2月、アルジェリアを旅行しました。
北部はアルジェとその周辺、コンスタンティーヌなど。
南部はガルダイアまでです。
最も行きたかったタッシリナジェールは入域禁止です。

アルジェの街はヨーロッパ的な綺麗さがあり、世界遺産カスバも趣があります。
しかし現地の人の話では、アルジェリア全体の警備・治安維持体制は、
2014年11月と比較してもはっきり強化されていると言うことでした。

街中で写真を撮ることは問題ないはずなのですが、
私は朝ホテル前の目抜き通りで周辺の建物を撮影していると、
警官に撮るなと止められました。
「こんな所に立って撮影しているとカメラや財布を取られるぞ」
と言う意味なのか、
「朝の道路状況も国の機密事項」と言う意味なのかはわかりませんが、
気持ちの良いものではありません。ただ言い方は配慮した穏やかな言い方でした。

町の警備は普通の警察と治安警察(ダンジャルマ)が担当していますが、
特に治安警察官は神経質で、昼間街中でカメラを構えていると、
彼らがちょっとでもファインダーに入っていそうだと飛んできて注意されます。
車から交通標識を撮影しても止められました。
やはり重苦しい、五月蝿い雰囲気があります。

もう一点はインフラの遅れ!
コンスタンティノーブルのイビスホテルに泊まった際、夜10時頃から翌日出発する時も回復しない長時間の断水がありました。「市域の大半が断水しており、珍しくないこと」とのことでした。大都市で長時間断水が珍しくなく、国際展開のホテルも断水に備えた水タンクを設置していない(設置を禁止されている?)意外でした。
元から水道のない地域や停電が珍しくない国は行きましたが、これははじめての経験です。
旅行中、広範囲長期間のガソリン供給ストップにも見舞われました。バスが動かず、まるまる1日予定が潰れました。
理由ははっきりせず政府も公表しません。政府高官の周辺が意図的にガソリン供給を止め、あらかじめ確保していたガソリンを、普段の10倍以上の値段で売り抜けているとのうわさも現地で流れていました。

街や風景は素晴らしく、一人ひとりは良い人が多いアルジェリアですが、少なくとも今しばらくは、覚悟と暢気さ諦めが必要です。

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