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ミュージアムパスに関する注意事項

旅行時期:2015/05

5.0

ミュージアムパスは、イスタンブールに何日間か滞在する旅人が美術館めぐりをする時に便利なカードで、その券種には3日券と5日券がある。
このパスは、対象施設(アヤソフィア、トプカプ宮殿、モザイク博物館、カーリエ博物館等)を3日間で3か所以上訪れるのであれば、3日券を購入する方が経済的であると云われている。

私もイスタンブールでミュージアムパス(3日券)を購入し、入場券購入の列に並ぶ人達を横目に待ち時間無しで入場できる快適な博物館めぐりを楽しんだのだが、このミュージアムパスを巡るちょっとしたトラブルを何回か目にしたので、これから購入を考えている方にお知らせしたい。

ミュージアムパスはその有効期間内であれば、対象施設に入場券なしで入ることが出来るパスなのだが、その入場は各施設1回限りと決められている。
しかし、旅行者の中にはマルチパスという事で同一施設に何回も入場できると勘違いをしている方もいて、施設入口で、なんで入れないんだ!と係員と揉めている光景を度々見た。

購入の時の注意書きをよく読めば、きちんと書いてあるのだが、券売機で購入の場合にはなかなかそこまで読む時間は無い。

入場券購入のために1時間近く並ぶこともあるイスタンブールの博物館に待ち時間なし!で入場できるミュージアムパス。
買って損はしないが、【入場は1施設1回限り!】を頭に入れておけば間違いはない。

蛇足だが、ミュージアムパスはカードのデザイン自体も素敵なので、使用後は持ち帰って本の栞等にも使える。
またイスタンブールの博物館入場料は毎年値上げをして、ミュージアムパスもその例にもれずガイドブックに記載の価格よりも1割弱高かった。
予算には若干の余裕を持たせておくほうが安心だ。

追加情報として、ホームページからの事前購入について。
ミュージアムパスは各博物館からリンクされるホームページでも購入できそうな雰囲気だが、多分コレはトルコ在住者向けのシステムのようだ。
システムとしては、引換証の印刷で現地で本物と交換ではなく、カード本体の郵送システムになっている。
郵送の記入欄に国際メールや国際宅急便の注意書きはなかったので間違ってクレジットカードで購入しても、多分送られては来ないと思う。

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