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ニースに着くとやたら目につく青い自転車。見ていて、ふと思いました。
「せっかく旅行に来たんだし、ここでしかできないことを体験しよう。あれに乗ってプロムナード・デ・ザングレを走ってみたい!」
語学に自信がなくチキンハートの私が、無人レンタサイクルVelo Bleuを借りる無謀なチャレンジです。心臓はバクバク。
そんな私でも、日本のクレジットカードと携帯を使って、2日がかりでなんとか成功しましたので、記録として残しておきたいと思います。ちなみに現金では利用できません。
まずは、ホテルの部屋でVelo Bleuのサイトにアクセスし、利用者登録をしました。ネットで調べた情報を参考に1日1ユーロの料金コースを選択。日本から持ってきた携帯の国際電話番号(+81 xx-xxxx-xxxx)とVISAカードの情報を登録しました。
その後、自転車を利用するとき、レンタサイクルが置いてある任意のステーションに行って端末操作します。借りたい自転車を選び、近くにある端末の電源をONにします。フランス語はまったくわからないので、少しはわかる英語の表示に切り替えて自転車を借りようとすると「スマートカードをスキャンするか、この電話番号(+31 xxxxxxxxxx)に電話をかけなさい」と表示されました。
そこで、利用者登録の時に使ったVISAカードを何度かスキャンさせてみたのですが、「このカードはデビットじゃないので使えません」というようなメッセージが出て借りられません。それならばということで、指定された電話番号に、日本から持ってきたスマホで電話をかけてみました。+は0を長押しすると入力できるようです。
スマホで国際電話をかけるのもはじめてなので、ドキドキ・・・
電話はつながってすぐ自動的に切れました。と同時に、端末には自分の名前がアルファベットで表示されています。どうやら発信者の電話番号で利用者(クレジット決済情報)を特定する仕組みのようです。
続いて、借りる自転車の番号を選択し、自転車をステーションにつないでいるケーブルを引き抜くと、ロックが外れて使えるようになりました!
1回30分以内の利用であれば、同じ日に何回借りても1ユーロの定額制なので、その日のうちに何度も乗りました。勝利を手にしたチキンハートは、歩ける距離でも自転車でいくんです。
自転車を返す時は、ステーションの操作端末で番号を選択し、ケーブルを元通りにつなぐと再びロックされて返却完了となりました。借りたところと同じステーションに返す必要はありません。
帰国後、念のためにVISAカードの利用履歴を調べてみたら、自転車を利用した日に1ユーロの請求が記録されていました。予想外の莫大な請求が来ていなくてホッとするチキンハートなのでした。
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