マニラ(フィリピン) のクチコミ一覧

東南アジアきっての犯罪都市マニラ。充分すぎるくらい用心して下さい。

旅行時期:2016/06

1.5

フィリピンの首都マニラを初めて訪れたのは、今から約6年前の2010年8月のこと。

成田からデルタ航空で4時間30分ほどの空の旅。デルタ航空のアジア線は現地に深夜到着・早朝出発なので、ニノイ・アキノ国際空港に到着したのは日付が変わる頃の時間。空港タクシーに一人で飛び乗りマラテ地区のホテルへ。
そして帰国日は早朝5時台にホテルで手配してもらったタクシーに一人で乗って空港へ。

これがいかに危険極まりない行動であるかを知ったのは帰国してからのことでした。
深夜および早朝にタクシーで移動中、強盗に襲撃される事件が後を絶たないそうです!
航空券代が多少高くついても、現地到着・出発が日中の時間帯になる便を選んだ方が絶対にいいです(JALとかANAとか)。

そして翌朝から早速街歩きを開始したら…

コンビニ・ファストフード店・スターバックスコーヒー等、あらゆる店という店に必ず警官が常駐(もちろん本物のピストルを装備)。

高架鉄道やショッピングモール等の入口では必ずセキュリティチェックに遭遇。

「うわ~、なんかヤバい所に来ちゃったなあ…」

東南アジアの中でもダントツで治安が悪いとは聞いていたものの、まさかここまで凄いとは。

そして極めつけは…
私がマニラを訪れたたった2週間後に、マニラを代表する観光地であるリサール公園でバスジャック事件が発生。8人もの香港人観光客が犠牲になるという痛ましい結末に背筋が凍る想いでした。

そして今回。2年ぶり3度目のマニラ。
空港ターミナルは新しくなったものの、マニラ中心部は6年前とほとんど変わらない不穏な雰囲気。
むしろ警官の数が増えたような…
彼らが手にしている銃器も大きくなったような…(怯)

それでも幸いなことに、怖い目に遭ったことは今のところ未だありません。
そんな私がマニラ滞在中に気を付けていたことと言えば…

①バッグはたすき掛けにして道路の反対側に持ち、常に手を添えておく。
②貴重品は簡単に抜き取られないよう、鞄の奥に入れ、ハンドタオル等を被せておく。
③ラフな格好をする(着古したTシャツと色褪せたよれよれのジーンズとか)
④セキュリティチェックでも荷物に目を光らせる。
(警備員に貴重品を抜き取られる可能性も無いとは言えないので)
⑤高架鉄道では混雑するドア付近に立ち止まらず、なるべく奥の方へ行く。
⑥トライシクル等のしつこい客引きはとことん無視。

くれぐれも身の回りには充分注意を払いつつ、マニラの滞在を楽しんで下さい。

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