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2017、8現在、パキスタンには日本の外務省から、地域によってはランクの高い危険情報が発出されています。「地球の歩き方」のパキスタンも、もう何年も新しい版が発行されていません。
2017、7にスカルドゥ周辺を旅し、KCH(カラコルムハイウエー)で陸路イスラマバードに戻った経験から、危険度に関する印象をお伝えします。
スカルドゥでは、オールドバザールやニューバザールを一人で何回か歩きましたが、スリ・置き引きの類を含めて全く危険は感じませんでした。男性はにこやかでフレンドリー、写真撮影のリクエストが非常に多いです。女性はそもそも街には少なく、たまに出くわしても、すぐに離れていきます。物乞いや子どものおねだりも経験しませんでした。
シガール・カプルー・フーシェなどのもっと田舎に行くと、スカルドゥーよりもややしゃいな印象はありますが、基本的にフレンドリーなことはかわりません。逆に女性の姿は多く見かけ、中にはカメラOKの女性もいました。
ギルギットからKCHでイスラマバードに戻る途中、危険度が高いとされるエリアを通りますが、その間、各警察署の車が先導しランチの最中も同じ店でお茶をしていました。しかしそのエリアでも、これと言って危険を感じる事象はありませんでした。各警察車両のリレーも大変スムーズで、時間的ロスもありませんでした。その点アルジェリアの警察とはひどく違います。
イスラマバードでも一人歩きをし、スーパーも覗きましたが、警備員も置かれず平穏な印象でした。
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