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【ビザ取得】
南スーダンのビザは日本では取得出来ません。私はナイロビの南スーダン大使館で取得しました。
ナイロビ到着直後に、南スーダン大使館に行き、ビザについて尋ねると、ビザ取得を纏めた1枚の紙を渡されました。
私の英語力は拙いですが、1.本人自ら申請すること、2.パスポートとコピー、3.2枚のパスポートサイズの写真、4.イエローカードとコピー、5.招待状と渡航目的のレターが必要で、ビザ代は$100でした。但し、この$100、予め申請前に銀行振込し、その証書を提出するというシステムでした。
5に関しては、個人旅行なので無いというと、私自らが作成して良いという有難いお言葉を頂きました。
そして、銀行で$100を振込み、現地のサイバーカフェでレターやコピーなどを準備し、次の申請日に申請し、無事その2日後にビザを取得出来ました。ビザの渡航目的の欄は、何故だか、観光ではなく公用(Official)と記載されておりました。
大使館は土日祝日は休みで、金曜日だけは申請が出来ず受領しか出来ないので注意が必要です。
【入出国】
まず、エボラ出血熱の検査がありました。体温を遠隔で測定しておりました。また、皆、何かの書類を提出していて、私も求められたのですが、持っていないと答えると、行けと言ってくださいました(何の書類なのかは未だにわかりません。)。
次に、入国審査ですが、南スーダンは初めてか?、という質問だけで、ポンと入国スタンプを押してくださいました(写真1枚目)。
アライバルホールを出ると、凄い暑さでした。私は、そのままデパーチャーホールの前まで行きました。実は、昼頃のルワンダ航空でウガンダから着いて、夕刻のエチオピア航空でエチオピアに向かうというトランジットでした(日程の都合で泊まれなかったのです。)。ジュバ市内には、興味をひく観光スポットもないというのも理由としてはありました。
デパーチャーホールの前で佇んでいると女性警察官が通りがかりました。私がチケットを見せると午後4時に来るように言われました。私は、外は日差しが強く暑いから中で待たせてもらえないかとお願いしたところ、快諾されて、中で待つことが出来ました。
ホールの中で、パスポートを見返してみると、入国印の他に、もう1つスタンプが押されているのに気が付きました(写真2枚目)。外国人は72時間以内に登録が必要と理解しました。私は青ざめ、ホールに入れてくれた件の警察官のところに行き、さっきルワンダ航空で着いたばかりと言いました。そして、登録が必要なのか聞いたところ、滞在するなら必要だが、トランジットの場合は不要と、明確に答えてくださいました。
この警察官は非常に親切で、ジュバで数時間のトランジットをする私をいぶかしる空港職員や他の警察官に、私のフォローをしてくださいました。
なお、$1で水とコーラの両方が買えましたので、物価は安いと思われます。
【2022年3月追記】
e-Visaが導入されたとの情報、見ました。近隣国でビザを取得する必要は、無くなったようです。
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