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ビシェーリエ旧市街は大変素晴らしく、穴場な観光地です(ビシェーリエ)

旅行時期:2019/07

5.0

2019年7月にビシェーリエに行きました♪

ビシェーリエBisceglieはバルレッタ-アンドリア-トラーニ県に入り、
トラーニと同じく漁港を持った旧市街であるが、
今は新市街に広がるビスケット/タラーリ/パーネの工場が有名。
旧市街への入り口に当たるPiazza Vittorio Emanueleに車を停める。
すると馬が優雅に歩いている。
乗馬の人はにこやかな笑顔で挨拶。
広場は椰子の木がたくさん植えられて南国的な雰囲気。
日曜日のため市場が開かれている。
多くはアンティーク。
ゆったりと眺めていると、
100年前のトラーニの写真を発見。
旧市街の中心部を貫くVia Cardinale Dell'Olio。
進んで右へVia Ottavio Tupputiを歩く。
中世時代の景観が広がり、大変美しい。
ビシェーリエってこんなに中世時代の景観があったとは驚き。
優雅な雰囲気で素晴らしい。
横道にちょこっと入ったりする。
左手の路地に入ると建物のアーチ状トンネルや大変古い教会Chiesa Parrocchiale di Sant'Adoenoなどがあり、
はっとするような景観がいっぱい。
通りを進むと古城に出る。
ビシェーリエ城はCastello Svevo Angioino di Bisceglieで、
起源は11世紀に築城。
その後、スヴェーヴォ、アンジューを経ていく。
城主はトラーニと同じでトラーニ城と同じ兄弟に当たる。
ただ、トラーニとは決定的に違うのは陸側にあり、
周囲のお濠がない。
中世時代の面影をよく伝えており、
古城の景観は素晴らしい。
旧市街への入り口に当たるPiazza Vittorio Emanueleから旧市街の中心部を貫くVia Cardinale Dell'Olioを進んで右へVia Ottavio Tupputiを歩く。
中世時代の景観が広がり、大変美しい。
古城や路地裏の小さな教会。
Via Cardinale Dell'Olioを進むと16世紀の景観が広がる。
右手に小さな大変古いChiesa di San Matteo。
周囲には建物中を貫くトンネル状の通りがたくさんで、
見事なまでの中世時代の景観は素晴らしい。
その近くにビシェーリエ大聖堂「Basilica Cattedrale S. Pietro Apostolo」。
トラーニと同じ城主による建築が行われ、
1259年に完成した古い大聖堂。
ファサードはシンプルなプーリアンロマネスク様式であるが、
トラーニ大聖堂とよく似ており、
姉妹関係であることがよく分かる。
ただ、カンパニーレは戦乱や地震の影響で消失しまっている
聖堂内はトラーニと同じ確かな石造りが素晴らしい。
2列の柱とアーチからなり、トラーニ大聖堂とそっくり。
凜とした雰囲気が流れ、800年の歴史を感じさせる。
ビシェーリエ大聖堂から旧港へ歩く。
大聖堂周辺は最も古い地区で14-16世紀の景観と変わらないとされており、
歴史的保存地区となっている。
このため、どの路地を歩いても美しい景観が広がる。
今にも中世時代の人々が街角から出てきそうな雰囲気。
しかも、現在でもたくさん住んでいるため、
荒廃/退廃的な雰囲気も全くない。
抜けると旧港に出る。
かつてはトラーニと同じ漁港で賑わっていたが、
現在はリゾート地として利用されている。
旧港を囲む町並みは美しい。
旧港を眺めると旧市街を囲む城壁がよく分かる。
旧市街を囲む城壁は全周にあったが、
北側の旧港周囲から西側にかけて現存している。
立派な城壁と見張りの塔は素晴らしい。
新市街へ向かって城壁に沿って歩く。
城壁の上には中世時代の商館やパラッツォが並び、
いかに繁栄したかを物語っている。

ビシェーリエ旧市街は本当に素晴らしいです。
見事なまでの中世時代の景観は必見の価値があります。
隠れた穴場な観光地と感じます。
まだ、観光地化されていないようで、
その証拠に土産屋が一切無いのです。
主な見所はもちろん見事な旧市街ですが、
旧市街内の大聖堂をはじめとするいくつかの古い教会、
旧市街外れの古城はぜひ見て下さい。
全体の観光時間は2時間で十分です。
トラーニから車で5分の隣町です。
駐車は旧市街への入り口に当たる広場「Piazza Vittorio Emanuele」周囲が便利です。
また、その広場周囲にカフェがいくつかあり、休憩トイレに便利です。
その他、旧港周囲にもカフェやレストランが並び、
ランチやディナー利用ができます。

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