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この情報はイラン旅行をこれから考えている方に知っていただきたいことです。出来れば航空券を取る前に読んでください。
イランの観光ビザ申請について、少なくとも出国2日前までに事前のe-visa申請をしないと、航空会社に搭乗拒否されます。
2022年12月24日にルフトハンザを利用して羽田からフランクフルト経由で最終目的地テヘランへ向かう予定だったのですが、e-visa申請による発給許可番号がないと発券すらしてもらえませんでした。友人が2022年12月26日にターキッシュエアラインで同様の対応となり、我々2人とも出国すらできず、チケットも無駄になりました。
ターキッシュエアラインで、テヘラン空港に問い合わせをしてくれたらしいのですが、何と現時点ではテヘラン空港での申請なしのアライバルビザ発給は行っていないという回答があったそうです。
私自身はあらかじめ、イラン大使館に問い合わせて確認していましたが、イラン人スタッフのカタコトの口頭での回答は信用しない方が賢明です。
また、個人ブログや当サイトの口コミ(私のこの情報さえも)全面的に信じないことです。
イラン外務省HP、イラン大使館HPには、ビザ申請は全てe-visaのことしか書かれていません。日本の外務省HPにはオンアライバルビザが2020年時点では取れると書いてあったのですが、最新情報はイラン大使館には問い合わせよと書かれていて、責任は取ってくれません。
そもそも、事前申請なしでアライバルビザを取ることを考えない方が良いのと、個人のブログや当サイトの口コミを含め、色んな情報が錯綜しているので、信頼のおける最新の情報を良くチェックしておく必要があります(当たり前のことですが、私は出来ていると思い込んでいましたので)。
ですので、これからイラン旅行を考えている方は、すぐにこちらhttps://evisatraveller.mfa.ir/en/request/applyrequest/
からe-visaを申請することを強くお勧めします。
事前申請なしのアライバルビザは発給許可がおりないことになりましたが、e-visa事前申請ありであれば、空港で60ユーロで発給されるとのことです。
e- Visa申請サイト内で手順にしたがって必要項目を埋めて提出すると、登録したメールアドレスにURLとVarification Codeが送られて来ますので、12時間以内にそこへアクセスして、提出を完了してください。その際、発給場所にTehran Imam Khomeini International Airportを選択してください。
ちなみに、ビザはイラン外務省が管轄しており、発給許可もイラン外務省からおります。
ここまでの手続きはスマホで顔写真やパスポートの写真(サイズが大きすぎるとダメ)があれば1時間程度で出来ると思います。
少なくとも5日以内で発給許可が降りたというメールがVisa Grant NoticeというPDFと共に送られてきます。
もし、在日イラン大使館で発行する場合は、発給場所に日本大使館を選択して、大使館へパスポートと共に提出する必要があります。郵送も可能のようですが、余裕を持って申請する必要があると思います。
今回の経験で、2つのことを学びました。
① ビザが必要な国では、ノービザからのアライバルビザ取得はかなりリスクがあるから、どんな場合でも余裕をもってビザ申請と取得をおこなうこと。
② 航空券取得前に徹底的に最新の信頼のおける正確な情報を集めること。特に、入国関係は目的地国の在日大使館にしっかりと確認を取る。個人のブログ、日本の外務省HPすらも全ては網羅できない。なんなら、大使館への問い合わせもあてにならないこともある。特に、情勢不安定な国や途上国では、簡単にルールが変わっている可能性がある。
日本にいると、安全で、時間通りで、秩序だったらから、平和ボケボケボケーーーーですわ。
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