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セントラル・ワールドは、サイアムとチットロムの間にある巨大なショッピングモールで人気が高いところです。でも、ここはスリがうようよいることでも有名で、友人はここでアイフォンの被害に遭いました。タピオカティーを頼み、受け取って、飲みながら歩いているときのことです。ふと気がついたら、友人の肩から下げていたバッグのチャックが開いていました。「気をつけたほうがいい」とか話していると、友人が「閉めていたはず。なぜあいているのか、わからない」と言い、チェックしてみると、アイフォンがない、と。財布は小さいふたつおりのもので、奥のほうにあったためか、無事でした。被害はアイフォンだけでした。急いでセキュリティのところへ行き、CCTVの防犯カメラなどをチェックしてもらったのですが、よく見えない場所だということで、実際、詳細はわかりませんでした。でも、そこでセキュリティの人から言われたのは、ピックポケット(すり)は、だいたい女の人のグループなどで、外国人(タイから見て外国人で、カンボジアとかベトナム人とか)が多く、単独犯は少ない、ということと、彼らはカメラの死角も知っていて、わかりづらそうなところで、すりをする、とのことです。友人のアイフォンは、すぐさま、リモートでアイフォンを探すモードにして、いろいろ手を打ちましたが、オンラインにならず、位置情報をオフにされていて、まったく手掛かりがありませんでした。ところが、2日後になって、「Apple Support, 」(なぜかtのあとが、コンマ?)というところから、ショートメッセージが届き、英語で、「あなたのアイフォンが見つかりました。ここをクリックしてください。」と書いてあります。しかも、そのクリック先のアドレスは、https;//find.devicse.app/X X X X ( Xのところは、大文字小文字数字5つの組み合わせ)となっており、deviceデバイスとなるべきところが、devic s e と、間にSが入っているのが、おかしいので、絶対に怪しいということで、このクリック先には触らず、アップルの被害届先メールへスクショを撮って送りました。そのときは、この変なショートメッセージが5通来て、翌日もきましたが、その翌日の午後からは、Apple Inc, というところから、英語で、「私は、アリス・スミスです。あなたのアイフォンが見つかりましたが、連絡は行きましたでしょうか。確認してください。Yes かNoでお答えください」というこれまた怪しいショートメッセージが届き、これもまた、スクショをとって、アップル本社のフィッシング被害宛先メールへ送っておきました。結局、アイフォンはオンラインにならず、ロケーションもわからないまま、紛失中ですが、バンコクは最近、窃盗団がよく出没しているらしく、少し調べると、あちらこちらで被害に遭っている人がいるらしいので、くれぐれもショッピング時のカバンやアイフォンには気をつけてください。チャックは閉めて、かばんは前に持ってくるようにしたほうがよいと思います。
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