津川・狐の嫁入り屋敷と麒麟山

狐の嫁入り屋敷の駐車場入口では、このような狐の花嫁さんの像が出迎えてくれました。

これは何のモニュメント？って思ったんですが、
どうやら麒麟山の形のようです。

麒麟山といっても、山にきりんが居るわけではないです。
山の形が麒麟に似てるってことなんですが、動物園にいる
首の長い動物のことじゃないようです。

中国では麒麟は龍のような伝説の動物のようです。
キリンビールのラベルに描かれている龍のような動物が
麒麟のようです。
確かに背中がクネクネとしてましたね。

看板

こちらが狐の嫁入り屋敷です。
外観は古民家のようですが、中はとてもキレイに改築されてました。

庭に置かれていた動物の狐の嫁入り行列。
たぬきや猿、リスが行列の中にいました。

庭におかれていたかまど。
でも、なんだか新しそうです。

井戸もありました。
この辺りは元々代官所があったようです。

狐の嫁入り屋敷の内部。
外観からは想像できないほどキレイです。

こちらのお面はお土産用に販売されているものです。

行列を人形で再現しています。

こちらの花嫁衣装は行列で使用されるんでしょうか？
それとも以前使用されたもの？

こちらにも行列の人形がありました。

こちらは全国各地にある狐のお面が展示されてました。

きつねというより猫みたいなのもあり、いろいろですね。

２００円で狐の嫁入り行列の映像がみられるそうですが、
お金を払ってまで・・・と見ませんでした。
入場料に含まれていたら見るんでしょうけれど。

展示といっても、たいしたものもなく、無料なので
なんだか道の駅みたいな雰囲気でした。
随時狐メークやお面の絵付けなどできるようですが、
狐メークをして貰ってもそのままの顔で街歩きする勇気はないですしね。

狐の嫁入り屋敷見学の後は、すぐちかくにあるお蕎麦屋さん
「塩屋橘」へ。

塩屋というのは屋号なのかしら？

こちらでかきあげおろし蕎麦を食べました。
とにかくかきあげが直径１０センチぐらいある球状で高さもハンパなく大きかったです。
お蕎麦は西会津産のそば粉を使ってるようです。
元々このあたりは昔は会津藩の領地だったようです。

お蕎麦屋さんの店内はこんな感じの古民家で広かったです。

お蕎麦屋さんのある辺りは、雁木通りが続きます。
雁木は雪よけのための屋根で、今で言えばアーケードで、
雪国ならではの光景です。

この津川の周辺の街並みは良い感じでした。

食事のあと阿賀野川沿いを歩いてみました。
赤い橋は麒麟橋です。

船着き場がありました。

ここは昔の津川河港跡（大船渡）です。
昔は車などなかったので、大きな荷物の運搬はもっぱら船で、
この阿賀野川でも川船を使ってたようです。
津川は、会津藩の西の玄関口で、新潟から塩や海産物を運んでいたようです。

日本の三大河港は新潟県阿賀野川、 岡山県旭川、千葉県利根川だそうです。
てっきり京都ｰ大阪の淀川も含まれてると思っていたけど違ったようです。

川沿いを歩いた後は、麒麟山ハイキングです。

麒麟山は１９５メートルとそれほど高い山ではないですが、
熊が出没するようなので要注意です。
熊出没注意の看板が何カ所かにありました。

展望所からの阿賀野川の風景。
木が邪魔して展望所からの風景はいまひとつです。
麒麟橋が見えます。

中腹にある展望所

同じく中腹にある麒麟山金上稲荷神社。
こちらから更に山頂へ向かったのですが、
前日の雨により足場が悪かったのと、
意外とここから山頂までは注意が必要で、
飲酒した人や、革靴の人は立ち入らないようにとの
看板もあったので、今回は山頂へ行くのをあきらめました。

今回、５時から予定も入っていましたし。

阿賀野川の風景。だいぶ山を下りてきてからの風景です。

登山道には侍屋敷跡などもありました。
昔はこの辺りには木もなかったのでしょうか？？？

狐の嫁入り屋敷はちょっと期待はずれだったので、来年は見られるかどうか
わかりませんが、狐の嫁入り行列も是非見てみたいと思いました。