2017/05/12 - 2017/05/12
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norio2boさん
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今回のイタリア旅行の目的は、ローマにあるドーリアパンフィーリ美術館のブリューゲル(父)の作品「ナポリ湾の海戦」を見に行くことでした。
たった1枚のためにイタリアを単純往復するのも味気ないと思いました。
そこで、ローマの前にミラノに5泊しました。ミラノからローマへ移動し(イタロで)6泊するという日程を設定しました。
高齢者ののんびりひとり旅です。
ブリューゲルのおかげでいろいろ他も楽しめました。
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ミラノと言えば「最後の晩餐」です。
まだ見ていませんでした。
一時期、「最後の晩餐」見学付きのツアーを探したりしました。
最近は自分で計画したひとり旅が多くなっています。少しは、度胸もついて来ました。
こんな風に、出発前に日本でチケットの予約をして「最後の晩餐」を見てきました。
どなたかの、「ひとり旅」のご参考になればと作成しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は8時に起きてシャワー、レストランで朝食(卵料理は注文できるので、昨日は目玉焼、今朝はゆで卵にしてみました)
タバッキ(ここのおじさんの英語は流暢です)で24時間のチケット(公共機関がスタートから24h乗れる、現金4.5ユーロ)を買いました。
サンタマリアデツレグラツィア教会まで市電(トラム)に乗って行来ました。
昨日はiPhoneのヘルスケアの記録では18500歩あるきました。
今日は電車に乗ってしまったので昨日より少ないかも知れません。サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会
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これが24時間券です。
最初の乗車の時に車内の印字機で印字します。
結局この一回しか乗りませんでした。
市電(トラム)の下車駅はズバリ、「サンタマリアデツレグラツイエ」です。
ミラノは街歩きが楽しいところです。
この日はこのあと全部歩きました。
どうしてもなら、一回券1.5ユーロを買うのが良いと思います。 -
早めに来たのはサンタ マリア デッレ グラツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)の内部が見たかったからです。
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祭壇が両側に並んでいます。
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正面奥の主祭壇
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サンタ マリア デッレ グラツィエ教会の中庭です。
鎖がはられ入場禁止になっていました。サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会
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中庭の回廊です。
この奥が集合場所になっています。 -
教会の見学が終わって出て来ました。
ネットで受信した予約券(領収書)をチケットに交換します。
入場料10ユーロに手数料2ユーロで合計12ユーロでした。
イタリア語の解説のコースだと予約が入りそうなので、そうしました。
イタリア語はわかりませんが、、、、 -
何が言いたいかというとこんなことやっていました。
断るのは苦手な人は逃げて下さい。
麻薬撲滅のキャンペーンのサインを下さいと言われます。
サインをすると活動の基金のために寄付が欲しいと言って来ます。
サインだけで寄付はしませんでした。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院が世界遺産の登録の範囲です。
写真は、ここが見学者の入場入り口です。
チケット交換は出て右に行くように言われました。 -
ここがチケット交換の場所です。
写真のように看板にチケットオフィスと書いてあります。
若い女の子が2人受付をしていました。
楽しそうに2人で大声で笑いながら雑談していました。
(ちゃんと(チケット交換の)仕事をしているからいいでしょ)
この感じの(態度の)女性はローマのコロッセオのショップ、同じくローマのボルゲーゼ美術館のショップとかに居ました。
取り敢えずスムーズにチケットを貰えましたけど。 -
12ユーロの領収書です。
チケット発行で請求発生なんでしょうかね? -
早く到着してしまいました。
出発前にネット予約して来ました。
写真は引き換えの書類(予約券)です。 -
レオナルドの最後の晩餐ミュージアム
という無料リフレットです。
広げると左がフランス語、右側が日本語になっています。
Cenacolo Vinciano 世界遺産に登録されているレオナルド・ダ・ヴィンチの作品「最後の晩餐(Cenacolo Vinciano=チェナーコロ・ヴィンチャーノ)」。この「最後の晩餐」はこのサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の中にあるのです。 -
5月12日10時の予約時間なので集合場所に10分前に行きました。
案内の女性による解説ははじまっていました。
壁面には「最後の晩餐」、サンタマリアデツレグラッツィア教会の解説が並べられています。
第二次世界大戦の爆撃で教会は壊滅的に破壊されました。奇跡的に「最後の晩餐」は生き残こりました。入場して気づいたのですが「最後の晩餐」を正面とすると側面の壁は補修されています。爆弾の着弾がずれたら「最後の晩餐」の画面に亀裂が入ったかも、、、と思いました。 -
集合場所からは先ほど見た中庭と回廊が見えました。時間になって扉が開いて前に進みます。
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バリアーフリーへの配慮は満点で、車椅子での見学者もいました。
全員が前室に入ると、後ろのドアが閉められて、次の部屋に進む前のドアが開くという手順になっています。 -
部屋に入って、最初に撮った「最後の晩餐」の写真です。
iPhoneの写真の設定がフラッシュ自動になっていたのでフラッシュをたいてしまいました。(写真、ビデオはOKですが、フラッシュは駄目です)
真ん中の女性が解説者です。
イタリア語のコースですので、皆目理解できませんでした。
iPhoneで動画も撮りました。
その場の感じが出るのは、やっぱり動画ですね。
https://youtu.be/oEgJo0qlGuw -
「最後の晩餐」の主題である聖書の記述についてはどなたもご存知だと思いますが、マタイの福音書 26:20-29 の記述を引用しておきます。
「夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に食事の席につかれた。 そして、一同が食事をしているとき言われた、「特にあなたがたに言っておくが、あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」。 弟子たちは非常に心配して、つぎつぎに「主よ、まさか、わたしではないでしょう」と言い出した。 イエスは答えて言われた、「わたしと一緒に同じ鉢に手を入れている者が、わたしを裏切ろうとしている。 たしかに人の子は、自分について書いてあるとおりに去って行く。しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。その人は生れなかった方が、彼のためによかったであろう」。 イエスを裏切ったユダが答えて言った、「先生、まさか、わたしではないでしょう」。イエスは言われた、「いや、あなただ」。 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。 また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。 これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。 あなたがたに言っておく。わたしの父の国であなたがたと共に、新しく飲むその日までは、わたしは今後決して、ぶどうの実から造ったものを飲むことをしない」 -
イエスキリストの部分です。
「あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」というイエスの声が聞こえるように思いました。 -
レオナルドダヴィンチ(1452フィレンツェ生~1519死去フランスアンポワーズ)の42歳から46歳の4年間で描き上げた420x910cmの大きな作品です。
レオナルドの存命中にも絵の具の剥離が始まったと言われています。絵描きである以上に偉大な科学者、研究者であったレオナルドとしては考えられない「失敗」だと思います。20歳の時の作品(同じく横長の作品)「受胎告知」がフィレンツェウフィツィ美術館にありますが、パネルに油彩の作品です。同じような技法で描いていたくれたら、「保存状態のよい最後の晩餐」を見ることができたのにと思います。 -
「最後の晩餐」部屋こんな感じです。
教会の修道士の食堂であったと言います。
未だ、劣化の進んでいない「最後の晩餐」の下で食事をした修道士たち何を思ったのでしょうか? -
「最後の晩餐」の絵の反対の壁にある絵です。
ゴルゴダの丘でのイエスの磔刑の主題の絵です。 -
側面の壁の写真です。
完全に破壊された壁の残骸をいくらか拾い集めて復元されたのが分かります。
竣工当時の図面があったので復元できました。
1943年の米軍のミラノ大空襲で徹底的に破壊されますが、その前に修道士たちの努力で画面壁が補強されていたので「最後の晩餐」は生き残っています。
それでも、一時期、天井がない時期があって腐蝕が進んだようです。 -
「最後の晩餐」の時間は15分です。
充分な時間だと思いました。
このあとは教会から400m徒歩4分の
レオナルドダヴィンチ記念国立科学博物館へ行きました。
iPhoneでナビを入れて歩きます。
写真はiWatchです。
iPhoneはポケットに入れて歩きます。
曲がり角に来ると、事前にiWatchが振動しますので腕を上げるとメッセージが表示されます。 -
iPhoneの地図の画面です。
あと2分です。
現状のGPSの精度は5mくらいです。
自分がどちらに進んでいるのか(適正にナビするために)マップが理解するには10mくらいの移動が必要です。 -
4分で到着です。
プリペイドSIMの威力発揮です。
レオナルドダヴィンチ記念国立科学技術博物館という名前に、レオナルドダヴィンチの科学技術の成果の展示が見学出来ると勝手に思い込んでいました。
正しくは国立科学技術博物館です。冠にレオナルドダヴィンチをつけているだけです。
勿論、レオナルドダヴィンチぼ展示はありますが、全体量からすると数パーセントです。レオナルド ダ ヴィンチ記念国立科学技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケット売り場です。
7.5ユーロ
別途ヘリコプター操縦体験とかの申し込みが出来ます。子供たちは大喜びしていました。 -
上野の科学博物館とおなじようにチケット売り場の脇の入り口には(屋内ですが)蒸気機関車が置いてありました。
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ダヴィンチの発明品のミニチュア模型が両側ズラーっとと並べられた廊下がありました。
外輪船を座った船員がクランクで外輪を回す構造の模型です。 -
お客さんのメインは子供たちです。
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これはなんだったけ?
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これは掘削機機だったような?
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これは既成の橋を向こう岸にかける装置です。
レオナルドダヴィンチの発明品には軍用多いです。
これも攻撃用装備のようでした。 -
何かプラントのようですが?
忘れました。 -
確か戦闘用の船
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天井からぶる下がっているのは、ご存知の人力飛行機です。
レオナルドダヴィンチの作品はほんの少しですが。
フェラーリの古いやつだとか、イタリアの電波の創始者マルコーニとかありました。
子供同行は、大人が説明出来れば良いかも知れません。 -
レオナルドダヴィンチ記念国立科学技術博物館を終えてスフォルツェスコ城まで行きました。
1,3km徒歩18分です。
上の写真はスフォルツェスコ城到着時点での撮影です。スフォルツェスコ城 城・宮殿
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スフォルツェスコ城(Castello Sforezesco)は1450年にミラノ公爵スフォルツェスコが立て替えた城です。
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入り口に掲げられた銘板です。
ミケランジェロの未完成の彫刻作品の告知が左にあります。
右はレオナルドダヴィンチの壁画でしょうかね。 -
未だ昼の食事していませんでした。
城を入ってすぐの左にある、ガラス張りの温室のようなデザインのカフェです。
店名はCalicantusです。 -
気軽な店です。
ツアーの現地ガイドの溜まり場のようでした。
解説用クリアーファイルなど抱えていました。 -
きしめんパスタと炭酸水で15.3ユーロでした。
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裏から出たら遠回りになってしまいましたが、30分くらい歩いてドウモに戻りました。
今日は暑かった。 -
ドウモに戻って右側にあるチケット売り場で「ドウモの屋上にリフトで上る券」を買いました。(13.5ユーロ)
自販機みたいな機械で希望のメニューを押すと、整理番号券が出ます。整理番号券のデジタル表示盤がぶる下がっています。自分の番号と受付カウンタ番号が表示されたらそこでお金(カード)を支払います。
メニューを間違えると面倒臭いです。
一旦、ホテルに戻りました。
写真はドウモの手前右側にあるNovecento 美術館の最上階にあるレストラン「Giacomo Arengario 」から見たドウモです。
景色良くて、チョット高級感あります。
8時以降なら要予約です。ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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食前酒用のカウンターもあります。
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ドウモの右側面が望めます。
夏になると手前のオープン部分での営業が始まるようです。 -
左正面はエマニュエル二世のガツラリアです。
この建物の上に(屋上?)に普通の生活をしている一般的な家があるんですね。どんな階層の人が住んでいるのか気になりました。ドウモが見えて景色は最高だと思います。ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
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クラブサンドと炭酸水です。
これにアイスクリームつけて38ユーロでした。 -
ホテルに帰ってきました。
ミラノで5泊しました。
The Gray
ドウモの左側に進んで最初の道を左折した道の右側です。左側はフルラ(皮カバン)です。
今日は22000歩あるきました。シーナ ザ グレイ ホテル
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