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福建省は多くの華僑を世界に送り出した地。
萬金油(タイガーバーム)で有名になった胡文虎はビルマ(現ミャンマー)で生まれたのだそうですが、その父親≪胡子欽≫は、ビルマ(現ミャンマー)に渡った客家の華僑だったのだそう。その胡氏一族の故郷が、福建省の土楼で有名な永定近くにある≪中川古村落≫。
永定土楼群の洪坑民族文化村や初溪土楼群を訪れる方は寄ってみては?
私が行った時には天候が悪かったので、永定の町からタクシーを雇い初溪土楼を訪れる途中で寄ってもらいました。
龍岩市の≪龍岩長途汽車站≫からまずミニバスで永定の町へ行き(1時間半、18元)、≪永定汽車站≫からは別の見所≪中川古村落≫を含めてタクシーを雇って日帰りで行ってみました。(10:30頃から17:30頃まで雇い、待ち時間を含めた往復の言い値300元)。≪永定汽車站≫から初溪土楼群までは50kmくらい。山間の道筋は状態の良し悪しはありますが、一応すべて舗装されていました。
お天気がいい時には、龍岩市の≪龍岩長途汽車站≫からまずミニバスで湖坑か下洋の町へ行き、そこからバイク・タクシーを雇っていくのもいいと思います。
≪中川古村落≫のチケット30元。入口駐車場そばにチケット売り場があります。
農村風景に囲まれた土楼も混じる集落の眺めのほか、胡氏一族の廟、胡文虎が10~14歳まで過ごした家、客家土楼関連の博物館になっている栄昌楼、胡氏一族の歴史を物語る展示が豊富な虎豹別墅、胡文虎基金会によって建てられた中川小学校なども見られます。各見所には説明書き(中国語)が出ていました。
虎豹別墅というのは、胡文虎の弟≪胡文豹≫の名前と合わせて名付けられた別荘。今は上記のように胡氏一族の博物館になっています。
そこの展示によると、父親の胡子欽はこの中川村出身。貧困に迫られて1862年にビルマのラングーン(現ミャンマーのヤンゴン)に華僑として移住し、そこで潮州籍の華僑≪李金碧≫と結婚。その後、文龍(早逝)、文虎、文豹の三子をもうけたのだそう。
萬金油(タイガーバーム)を最初に売り出したのもシンガポールや香港ではなく、ビルマのラングーン(現ミャンマーのヤンゴン)だったようです。
近くにある初溪土楼群とともに、この≪中川古村落≫の紹介が次のサイトで見られます。http://www.chuxi.com.cn 中国語簡体字版 初めに出てくる画面下の≪中文≫をクリックします。英語版は工事中のようです。
画像左上:≪中川古村落≫遠景。左から客家土楼関連の博物館になっている栄昌楼、胡氏一族の歴史を物語る虎豹別墅、胡文虎基金会によって建てられた中川小学校。
画像左下:功名柱が立ち並ぶ胡氏家廟
画像右:虎豹別墅の展示の一つ、胡文虎の胸像
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