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福建省の西側が広東省や江西省と境を接するあたりは閩西と呼ばれ、客家(はっか)の土楼群が数多くあります。主な土楼群のある集落へは土楼観光の拠点の一つ龍岩市から日帰りでも行けますが、すべての集落を回るには1日では足りません。
土楼群周辺の町に簡単な宿も多数あるほか、山々の間に集落を形成している土楼群の中には、外国人を含む外来者が泊まれる土楼もあるので、興味のある方はどうぞ。今回は、知人の依頼で泊まれる土楼も探してきました。
注意したいのは、これらの宿は≪土楼の形をしたホテル≫ではなく、古い伝統家屋である土楼の空いている部屋を提供しているという点。
部屋自体は、ベッドが置いてあるだけの質素な造りで、屋外にあるトイレ、シャワーなどの設備もごく簡単です。夜間の小用には、おまる代わりのバケツが部屋に置かれます。冷暖房といったものもありません。
上記の点は事前に了解していくのが○。土楼で暮らしてきた人々の疑似体験をしに行く、という心構えはあった方がいいと思います。タバコの火などの火気にも気をつけましょう。食事については、食堂が併設されていたり、集落の中にも食堂があるので大丈夫。
●左の画像は、南靖土楼群の一つ、田螺坑土楼群全景。そのうち泊まれる土楼は黄色い○を付けた文昌楼と呼ばれる円楼(ドーナッツ型の土楼)。
1ベッド20元。そのそばにある小さい建物も宿泊可。周辺を回る交通の便も図ってくれるようです。
?:0596−7775888 メール:tuloubg@163.com サイトは07年5月上旬現在は無いようです。
田螺坑土楼群への入場は、山の上からのビューポイントと集落内の見学を含めたチケットが20元。
●右の画像は、南靖県書洋鎮から上記の田螺坑土楼に行く途中にある塔下村の裕徳楼。
この裕徳楼は円楼の一種の圍裙楼という造りの土楼で、宿としての名前は≪圍裙楼客桟≫と呼ばれています。ちなみに圍裙と言うのは前掛けとかエプロンの意味で、円楼の半分ほどが部屋の無い壁という造りになっています。
宿泊料金は失念。?:0596−7771118 サイトはこちら。http://www.wqlkz.com 中国語簡体字版。最初に出てくる進入(エンター)をクリックして詳細ページに移ります。中の部屋の様子、周辺地図、お勧め観光ルートなども載っています。
塔下村は川に沿った村で入場料などは取られませんでしたが、徳遠堂と呼ばれる廟や田舎の村の風情がいい所。
書洋鎮から田螺坑土楼に行く途中には、このほかにもいくつか泊まれる土楼を見かけました。道に看板が出ているのですぐ分かります。
田螺坑土楼群方面への行き方
まず、周辺の観光の拠点、書洋鎮の町を目指しましょう。(書洋鎮の小さい町には1階が食堂で2階から上が旅館の建物が並んでいます。)
私たちは自分たちの車で厦門(アモイ)市と龍岩市を結ぶ高速道路から南靖の町へ降り、そこから書洋鎮へ行き周辺を回りました。07年5月上旬現在は南靖から書洋鎮へ向かう道筋、およびその周辺の土楼群へ向かう道筋は道路拡張工事と新道路建設で悪路になっていました。普通車が何台か立ち往生していたのでご用心。
ちょっと遠回りになりますが、工事が続いている間は一旦龍岩市方面に行き、永定土楼群側から入るのがいいと思います。≪土楼の王≫として有名な承啓楼のある高北村から書洋鎮へ通じる道があるので、洪坑民族文化村や湖坑の町でバイク・タクシーを雇うのが○。洪坑民族文化村や湖坑の町へは龍岩市の≪龍岩長途汽車站≫からミニバスが出ています。
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