白族の建築様式で建てられた珍しい教会

大理古城の中心部にあるカトリックの教会堂です。

何といっても興味深いのが、その建築様式。
白族の伝統建築様式を取り入れた独特の造りで、西洋と東洋の融合物の感があります。

今から９０年ほど前の建築の様ですが、今も多くの人の手で綺麗に保たれています。
私が訪問した時には、親切な若いチベット族の神父見習いの方が中を案内してくださいました。

植民地華やかなりし頃、欧米列強の中でも雲南方面はフランスが力を入れてキリスト教の布教に努めたようです。この建物はいわばその名残でしょうか。