- 3.0
- アクセス:
- 1.0
- バスがあるが、外国人飛ばれると途中で強盗に遭いやすいので、タクシーをチャーターするが1000元以上必要。
- 景観:
- 3.0
- こじんまりした田舎町
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 殆ど来ない
シシカバブを販売しながら稼いだお金の殆どを、恵まれない子供達の「教育」に注ぎ込んでいる
中国の草の根慈善家「阿里木・哈力克(アリム・ハリク)」が住む町が、貴陽の西200kmの所に
有ります。
そこは『卒節』と言う町ですが、故郷新疆を離れ、北部の町で尽く騙され死にかけた彼は、
発想を変えて南国の貧困地へと渡ってきました。命かながら逃げ延びた町「卒節」は、
同業者も維吾爾人も居ませんでした。それは不憫なほど貧しい町でした。
しかし彼は、「こここそ自分が頑張れる町だ」と希望が湧き、安いながらもカバブを売り続け、
少しずつ収益が出始めると、それを地元の小学校へと寄付してしまいました。
理由は、自分が受けてきた非常識な仕打ちは、全てその人達の『文化レベルの低さ』が原因だと
痛感した為。今の子供達が勉強できない環境にいるとしたら、そう言う文盲社会がなくならない!
と考え、一念発起して今に至ります。
小学校から感謝された阿里木は、その後もその寄付活動を進め、数年後には地元では知らない
人が居ないと言う程有名人になり、貴陽新聞に取り上げられた事をきっかけに、全国で有名に
なって行きました。
その12年にも及ぶ感動巨編のような奮闘記を見たこまは、居てもたっても居られなくなり、
東日本震災の時に貴陽省卒節市へと向かったのです。そこで本人に会い、感動を伝えて帰ってきました。
2008年北京オリンピックもそうでしたが、2012年ロンドンオリンピックでは、中国人代表の
聖火ランナーとして渡英もしています。
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1日
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