2014/12/12 - 2014/12/12
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norio2boさん
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ロンドン市内にはブリューゲル父の作品はナショナルギャラリーに1枚と、コートールド美術館に3枚あります。
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2013年の4月にロンドンに行きました。
ナショナルギャラリーは見れました。コートールドでは2枚しか見れませんでした。
その時の4T旅行記です。
http://i.4travel.jp/travelogue/show/11085870
コートールドのフロントで紹介されて、入り口の反対側にある研究所の事務所で問い合わせしたら担当者のメールを教えてくれました。帰ってメールすると返事がありました。
「その作品は紙にインクでの素描画です。紙の耐光性の問題があって常設展示はしていません。前もって連絡もらえれば「Study Room」で見ることが出来ます」
アシスタントキュレーターの方から返事がありました。
表紙の写真はその素描画「ホボーケンの祭り」です。
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翌年2014年の年末にロンドンに行きました。
ロンドンの後、ユーロスターでパリへ移動してルーブル美術館にあるブリューゲル父の油絵1枚も見に行く予定を立てました。
今はメールの時代です。キュレーターとのやりとりも便利になりました。Study Roomは週末は開いていないと言うことで幾つかのメールのやちとりをして12日金曜日に午後2時に伺うことになりました。
表紙の写真がブリューゲルの素描画です。
The Fair at Hoboken
Pen and Indian ink, 265x394cm
1559
Courtald Institute Galleries, Lomdon
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12月10日ANAのNH277便ロンドン行き11時40分で出発です。
羽田空港のANAのラウンジで休憩しました。
ヒースロー空港到着は15時20分ターミナル2です。到着は1時間遅れました。羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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宿泊ホテルは前回と同じibis London Blackfriars にしました。
5泊食事なしで740ポンドでした。
空港からホテルまでの移動記録は〜
http://i.4travel.jp/travelogue/show/10960486イビス ロンドン ブラックフライアーズ ホテル ホテル
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ホテルの場所をiPhoneのマップで見ています。
上に少し見えているのがテームズ川です。
このマップで分かるようにこのホテルはどこへ歩いて行くのも便利なところにあります。 -
12月11日 木曜日 曇り
大英博物館を見学しました。
http://4travel.jp/travelogue/10960742
写真は、ロンドンの地下鉄のエスカレーターです。
永田町なみの長いエスカレーターでした。
iPhone動画です。
https://youtu.be/OK_AbclP0Dk -
11日の夕食は日本で予約したOXO Tower Brasserie。
ロンドンの最近の人気店です。
一人ですが、テームズ川が見下ろせる席を取って貰いました。
煉瓦造りの古い建物の中をリニューアルしてショッピングセンターになっています。
最上階がこのレストランになっています。一人ではなく、ペアで楽しむ店だと思います。オクソ タワー レストラン バー
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出てきた料理です。岩盤プレートを皿に見立てて、盛り付けも考えています。日本の和食の盛り付けの影響があります。個人的には好みではありませんでした。照明が暗いので黒いプレートへの盛り付けは美味しそうに見えないと思います。
グラスワインとチップ入れて一人で60ポンドでした。
接客は明るくて親切です。
Wi-Fiは使えます。携帯番号を入れないと登録できません。日本の携帯番号は受け付けてくれません。マネージャーが自分の番号を教えてくれました。
料理についてはどんな味だったか記憶に残っていません。
テームズ川の夜景がとっても綺麗です。友達か女性と行くにはオススメ出来る店だと思います。 -
12月12日 金曜日 雨
次の日は雨でした。
雨の中シェークスピアグローブ座へ。ホテルから歩ける距離です。
ロンドンパスで入りました。
雨で寒くてガイドツアーは10人以下でした。
詳細な旅行記は
http://4travel.jp/travelogue/10964277
動画は
https://youtu.be/2v_ltigSm1kシェイクスピア グローブ シアター 劇場・ホール・ショー
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ロンドン市庁舎は無料見学出来ます。
入場時の検査は特別に厳重でした。
議場がシンプルで好感持てました。
この写真には入っていませんが、市庁舎の脇に、ホットドッグのスタンドがありました。
5ポンドで美味しかったです。シティ ホール 現代・近代建築
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イギリス海軍にHMSベルファストです。
ロンドンパスで入場出来ます。
内部まで見学できます。HMSベルファスト号 博物館・美術館・ギャラリー
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動画です。
https://youtu.be/whkPJyyeluUタワーブリッジ 建造物
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写真は、コートールド美術館の入り口です。
ロンドンは美術館、博物館は無料ですが、ここは例外的に有料です。
ロンドンパスは使えます。
美術館はサマセットハウスの中にあります。この時期はサマセットハウスの中庭はアイススケートリンクになります。
動画です。
https://youtu.be/JwyLSfIZTwwコートールド美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブリューゲル父の作品です。
「エジプトへの道行きの風景」37x56cm
キャンバスに油彩です。1563年の制作です。同じ年に「バベルの塔」が描かれています。
この年にブリューゲル父はマリアクックと結婚しています。同時にイタリアへの絵画留学から戻り8年住んだアントワープからブリュッセルへ引っ越しています。ブリューゲル父は制作した年数が1555年から1568年の13年間と短い画家です。結婚してブリュッセルに新居を持ったこの頃が作品の数も質も注目すべき時機だと思います。
この「エジプトへの道行きの風景」の山なみはイタリヤでブリューゲル父が描いた下絵が使われているようです。
ルーベンスはブリューゲル父の作品から学んでいます。この作品もルーベンスのコレクションとなっていました。
ブリューゲル父の次男のヤンブリューゲルはルーベンスの工房でルーベンス作品の制作のアシスタントであった時機があります。
このコートールドにルーベンスが描いた「ヤンブリューゲルと家族の肖像」があります。 -
ブリューゲル父作「姦通女とイエスキリスト」1565年 キャンバスに油彩 24x34cm
ブリューゲル父の長男が生まれたのが1年前の1564年です。連作月暦の6枚を描いたのも1565年です。 -
「ホボーケンの祭り」このペン画が前回見れなかった作品です。
一般の入り口の反対側にある建屋の2階にあるスタディルームでジックリ拝見できました。
作品は書見台のようなところに置かれていました。
キュレーターが同室で立会いの下に鑑賞します。
彼女が大きなルーペを貸してくれました。
インクでのペンの素描画です。紙の耐光性の問題があって常設展示していません。
確かに、紙の表面の荒れとインクの退色は進んでいました。
ホボーケンの祭りの様子が、ブリューゲル父の独特の描画で描かれています。
キャンバスに絵柄を写して、油で色彩をつければ素晴らしい作品になると思いました。
祭りを楽しんでいる人たちは、ブリューゲル父の描く「ネーデルランドの諺」や「子供の遊戯」の人たちと同様に各々勝手なことをしています。
The Fair at Hobboken
Peter Bruegel Elder 1559
Pen and Indian Ink 265x394mm
Courtald Institute Galleries, London
1559年制作ということはブリューゲル父は34歳です。イタリアへの3年間の絵画研修からアントワープへ戻り5年後の作品です。この頃は版画用の下絵を描いていました。この「ホボーケンの祭り」も版画化され販売されました。 -
サマセットハウスの中庭はアイススケートとクリスマスのデコレーションです。
両サイドの部屋にはクリスマス関連の食材やデコレーションやギフトのお店が続いています。コートールド美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この日の夕食はテートモダンの最上階のレストランを予約しました。味はまあまあですが、夜景が綺麗です。予約の時にリーバーサイドの席をリクエストされることをオススメします。ビールとチップ入れて40ポンドでした。
テート モダン 博物館・美術館・ギャラリー
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ロンドンのクリスマスマーケットです。
動画です。
https://youtu.be/2hMPJeUZWDs -
12月13日 土曜日 曇り
テームズ川のリバークルーズに乗ってグリニッジまで行きました。ロンドンパスを使いました。この時期は客がほとんど乗船していません。
帰りのフェリーでロンドン塔船着場で途中下船してロンドン塔を見学しました。ここもロンドンパスで入場できます。オーディオガイドは有料ですがロンドンパスを見せれば半額の3ポンドになります。
その旅行記は
http://i.4travel.jp/travelogue/show/10968927
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写真はNovello Theatreです。
あらすじを知っているミュージカルという事で「マンマミーア」を見ました。ニューヨークのブロードウェイよりも盛り上がった公演でした。出発前のネット予約でバルコニー席で26
ポンドでした。始まる前に2階のカフェでホットワインのキッシュのセットを、隣にいた地元の人の真似をしてみましたが、美味しかったです。6ポンドでした。
この日の夕食はOpen Tableというネットで予約したMadisonという店に行きました。ノベロシアター 劇場・ホール・ショー
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MADISONのお店のページです。
客層は仕事帰り若い人たちが多い店です。席と席が近いのでお友達になるには良いかもしれません。隣の会話が聞こえちゃうのと音楽の音量が大きいです。
一人でグラスワインとチップで50ポンドでした。
このお店は4Tには登録がないようです。 -
12月14日 日曜日 曇り
ホテルから歩いてTate Modernのカジュアルな方のカフェで朝食12ポンドでした。
そのあとはナショナルギャラリーへ行きました。
写真はブリューゲル父の「東方三博士の礼拝」の全体的撮影です。
板に油彩 111x84cm 1564年制作。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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聖母とイエスキリストの部分のアップです。
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三博士の一人のアップです
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三博士のうちの一人の部分です。
こちらを向き直った黒人はエチオピアのガスパール王です。その奥の3人は何をしているのでしょうか?同じ年に描かれた作品には「聖母マリアの死」イギリスアプトンハウス蔵や「ゴルゴダへの道行き」ウィーン美術史美術館蔵や「農民の女の肖像」ミュンヘンアルテピナコテーク蔵が残されています。 -
聖母マリアの後ろに描かれているこの2人はなにを話してるのでしょうか?
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イエスキリストの部分のアップです。
この東方三博士の礼拝という聖書の記述を主題にブリューゲル父は3枚以上描いています。現存しているのは3枚です。ここロンドンのナショナルギャラリーの作品は1564年制作です。スイスのオスカーレインハートの作品は1567年、1556年のテンペラ画はブリュッセルのベルギー王立美術館にあります。 -
ナショナルギャラリーの前でバグパイプを吹いていました。
友達の女性が結婚するのでお金を集めていると言っていました。
https://youtu.be/XRihapp8Cjsナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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12月15日 月曜日 曇り
ロンドンからパリへユーロスターで移動しました。ロンドン発10:25パリ北駅着13:47。
ユーロスターはビジネスプレミアで278ポンドでした。
その旅行記です。
http://i.4travel.jp/travelogue/show/10965391パリ北駅 駅
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パリの北駅ののホームです。
4Tのメンバーの方からパリ北駅はくれぐれも治安に気をつけてくださいというメッセージを頂いていたので気をつけました。
パリのルーブル美術館にはブリューゲル父の作品が1枚あります。
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